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熊谷紗希、チリ戦は「とにかく勝ち点3」。故郷でのプレーは「光栄なこと」【東京五輪女子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

熊谷紗希
【写真:Getty Images】



【なでしこジャパン 0-1 イギリス女子代表 東京五輪2020グループE第2節】

 東京五輪(東京オリンピック)2020女子サッカー競技グループE第2節、なでしこジャパン(日本女子代表)対イギリス女子代表が24日に札幌ドームで行われた。なでしこジャパンは0-1の敗戦を喫した。主将の熊谷紗希が試合後のインタビューに答えた。

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 初戦のカナダ女子代表戦は1-1のドローに終わったなでしこジャパンはイギリス女子代表相手に勝利が欲しいところ。前半は0-0で折り返すが、74分にエレン・ホワイトのヘディングシュートが決まりイギリスに先制ゴールを許す。結局、このゴールが決勝点となり、なでしこジャパンは0-1の敗戦を喫した。

 なでしこジャパンはカナダ戦に続き2試合連続の札幌ドームでの試合。札幌は主将の熊谷にとって生まれ故郷である。自信が生まれた地でプレーできたことについて熊谷は「本当に特別なものがありましたし、だからこそ今日勝ちたかったなというところは正直ありますけど、本当に代表のユニフォームを着て自分の生まれ育った場所でプレーできることは凄く光栄でした」とコメントした。

 2試合を戦って勝ち点1のなでしこジャパンはグループ3位。3位で通過するには、グループFの3位との争いになるため、最終節のチリ戦で勝利が欲しいところ。チリ戦に向けて熊谷は「とにかくチリ戦に向けて、もう本当に勝ち点3を取ることだけ考えてやっていきたいなと思っています」と意気込んだ。

 また、グループ最終節のチリ戦は高校時代に育った常盤木学園のある宮城県仙台市の宮城スタジアムで行われる。このことについて熊谷は「なんというか、そういった運命じゃないですけど、本当にゆかりのある場所で五輪ができるって夢見たいなことですけど、本当に宮城では勝利ができるようにチーム一丸となって良い準備していきたいと思います」とコメントした。

 運命のチリ戦は27日20:00キックオフで行われる。

【了】

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