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田中美南、決勝ゴールは「みんなに感謝」。「信じて」掴んだ勝利!【東京五輪女子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

田中美南
【写真:Getty Images】



【チリ女子代表 0-1 なでしこジャパン 東京五輪2020グループE第3節】

 東京五輪(東京オリンピック)2020女子サッカー競技グループE第3節、チリ女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が27日に宮城スタジアムで行われた。なでしこジャパンが1-0の勝利を収めた。値千金の決勝ゴールを決めた田中美南が試合後のインタビューに答えた。

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 準々決勝進出へは勝利が欲しいなでしこジャパンは前半からチリゴールに迫るも、ゴールを奪えないままスコアレスで折り返す。後半頭に高倉麻子監督は先発出場の菅澤優衣香に代え、田中美南を投入する。

 すると、この交代策が的中。77分、ペナルティエリア中央でボールを受けた岩渕真奈がポストプレー。さらに岩渕からのボールを受けた田中がシュート。これがゴールに突き刺さり、日本が欲しかった先制ゴールを奪った。

 田中は試合について「本当に厳しい戦いだったんですけど、90分みんなが集中して戦えたおかげで自分が1点取ることができたんだと思います」と話し、ゴールについては「GKが寝るなって思ったんで冷静に浮かせたんで、最後まで(GKの動きを)見れたのが良かったです」と振り返った。

 また、田中は後半から投入された時の気持ちを聞かれ「本当に自分たちは勝つしか道が残ってなかったですし、どんなにチャンス作って外してようが、最後一本決めたら後ろが守ってくれるって信じてたんで本当にやり続けようという想いで(試合に)入りました」と語った。

 初戦のカナダ女子代表戦でのPK失敗を取り戻す決勝ゴールとなったが、田中は「初戦のPKを自分が外したんですけど、みんなのおかげで取り返すことができたんで、本当にみんなに感謝したいです」とコメントした。

【了】

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