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高倉監督「ここからはまた別の戦い」 なでしこジャパン「迷い」を振り切って決勝Tへ【東京五輪】

text by 編集部 photo by Getty Images

高倉麻子
【写真:Getty Images】



【なでしこ 1-0 チリ 東京五輪・グループリーグE第3節】

 東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・グループリーグE組第3節のなでしこジャパン(日本女子代表)対チリ女子代表戦が27日に行われ、日本が1-0で勝利を収めた。高倉麻子監督が試合を振り返ってコメントしている。

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 勝てば自力で決勝トーナメント進出が決まるなでしこジャパンだが、チリに対して先制点を奪えない展開が続き、逆にゴールを脅かされる場面も。それでも77分、交代出場の田中美南がこじ開けて値千金の1点を奪い、1-0の勝利でグループ突破を決めた。

「良い形は作れていたんですけど、なかなかゴールを取ることができなかった。とにかく焦れずに、貫き通して、我慢しながらの勝ち点3になったと思います」と高倉監督は今大会初勝利を喜んだ。

 後半開始から田中を投入するなど、積極的な選手交代が功を奏した形となった。「とにかく点が欲しいという交代でした。全体的なバランスもありますが、それでもやはり攻撃的なところで良いところを出していこうと考えて交代しました」

 準々決勝ではグループG首位通過のスウェーデン女子代表と激突する。「やはり今日勝ったことで、色々な迷いだったりそういうものが飛ぶと思うので。ここからまた別の戦いになりますし、一発勝負なので、十分相手を研究しつつ自分たちのサッカーというものをもう一度やり続けたいと思います」と監督は今後の戦いへ意気込みを語った。

【了】

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