【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー決勝のU-24ブラジル代表対U-24スペイン代表戦が7日に行われ、延長戦の末に2-1で勝利を収めたブラジルが金メダルを獲得した。大ベテランのDFダニエウ・アウベスは、キャリア通算タイトル数をさらに積み上げることに成功している。
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38歳のダニ・アウベスはオーバーエイジ(OA)選手の一人として今回の五輪に参戦。決勝を除けば中2日で試合が行われ、準決勝と決勝はいずれも延長戦にもつれ込むという過酷な日程の中、全6試合600分間フル出場を果たして優勝に大きく貢献した。
ブラジル代表は2016年リオ五輪に続いて2大会連続の金メダルだが、五輪初出場のダニ・アウベスにとっては初のタイトル。これまでのキャリアを通してほぼあらゆるタイトルを手に入れてきたが、欠けていたピースのひとつを加えた形となった。
ダニ・アウベスがクラブと代表チームでのキャリアを通して獲得してきたタイトルは、これで通算43個目。カウント対象とするタイトルの基準の違いから42個や44個などとしているメディアもあるが、いずれにしてもサッカー界史上最多のタイトルを獲得した選手だとされている。
クラブレベルではバルセロナでラ・リーガ優勝6回、ユベントスでセリエA優勝1回、パリ・サンジェルマンでリーグアン優勝2回。またバルサでチャンピオンズリーグ優勝3回、クラブワールドカップ優勝3回、セビージャでUEFAカップ優勝2回を達成したほか、国内カップやスーパーカップでも数多くのタイトルを手にしている。
ブラジル代表ではコパ・アメリカ(南米選手権)優勝2回、FIFAコンフェデレーションズカップ優勝2回のタイトルを獲得。だがワールドカップでの優勝だけは経験しておらず、来年のカタールワールドカップでそのラストピースを埋めることを狙っているかもしれない。
【了】