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久保建英、マジョルカ再デビューにスペインメディアの評価は?監督は今後の起用法に言及

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】



 リーガエスパニョーラ第1節のマジョルカ対ベティス戦が現地時間14日に行われ、1-1の引き分けに終わった。マジョルカへの再加入後初の出場となったMF久保建英を、スペインメディアはどう評価しているのだろうか。

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 3日前にレアル・マドリードからのレンタルでマジョルカ加入が決まったばかりの久保は開幕戦にベンチスタート。60分からの交代で投入され、積極的にドリブルで仕掛けるなど好プレーも見せたが、具体的にゴールを生み出すプレーには繋がらなかった。

 スペイン紙『マルカ』や『アス』ではどちらも久保のパフォーマンスに対して0から3までの4段階評価で「1」と採点。マジョルカの選手数人に「2」以上の採点が与えられる中で、やや低めの評価となっている。

 地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』では、2シーズン前にも在籍した久保がファンから盛大な歓迎を受けたことに注目。「マジョルカファンが最も待ちわびた瞬間のひとつが60分に訪れた。ウォームアップを開始した時点で観客からの大喝采を浴びていた」とファンの反応を伝えている。

 久保のプレー自体については、同紙は「30分間で何度かクオリティーの片鱗を垣間見せた。相手選手を置き去りにする場面もあった」と振り返っている。だが「ベティスがマジョルカをエリアに押し込み、プレーをコントロールできない展開では輝きにくかった」とも評した。

 ルイス・ガルシア・プラサ監督は試合後に、久保について「ここに来て3日だがすでに調子はいい」とコメント。この日は左サイドに入ったあと右サイドへ移ったが、「右サイドか中か、彼が一番やりやすそうなポジションでプレーさせることを考えている。チームにとって重要な存在になり、我々に大きなものをもたらしてくれるだろう」と今後への期待を示している。

【了】

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