プレミアリーグで極度の不振に陥っているアーセナルは、新監督候補としてアントニオ・コンテ氏との間で就任に向けた仮合意に達しているとも一部で報じられている。

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　過去2シーズンはリーグ戦8位と振るわず、巻き返しを期して2021/22シーズンに臨んだアーセナル。だが開幕から3連敗を喫し、しかも無得点で最下位に沈むという最悪のスタートを切ってしまった。

　当然ながら、ミケル・アルテタ監督の進退についても様々な憶測が飛び交う状況。スペイン『todofichajes』は、アーセナルがすでにアルテタ監督の解任に備えてコンテ氏との仮合意に達したと伝えている。

　同メディアによればアーセナルは、開幕2連敗を喫した時点でコンテ氏と接触したという。9月中に予定される今後の3試合がアルテタ監督にとっての“タイムリミット”であり、このままチームの調子が上がらず10月を迎えたとすれば監督交代が実行されることになると見込まれている。

　しかし、解任へのリミットはより短いのではないかという見方もある。チェルシーなどでプレーした元イングランド代表のジョー・コール氏は、次節のノリッジ・シティ戦に勝てなければ「彼は終わりだと思う」と即時解任を予想している。

　11日に予定されるノリッジ戦は、ともに開幕3連敗を喫しているチーム同士の“最下位決定戦”。この試合にも敗れるようであればアルテタ監督の置かれた状況がさらに厳しいものとなることは間違いなく、クラブの忍耐が限界を迎えることもあり得るかもしれない。

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