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リバプールやマンCなど主力出場停止も。南米代表招集拒否でFIFAが処分検討

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・フィルミーノ
【写真:Getty Images】



 プレミアリーグのクラブがブラジル代表への派遣を拒否した選手たちは、国際サッカー連盟(FIFA)により今週末のリーグ戦出場を禁止される処分を受けることになるかもしれない。英『BBC』などが見通しを伝えている。

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 プレミアリーグのクラブは今回のインターナショナルウインドウ前に、英国政府が「レッドリスト」に指定した各国への代表選手派遣拒否を全会一致で決定。帰国後に隔離措置が必要になることから、選手の供出に応じない姿勢を示した。

 FIFAは代表招集に応じなかった選手に対し、インターナショナルウインドウ終了後の5日間の試合出場を禁止する処分を下すことができると規定されている。欧州クラブ協会(ECA)はFIFAに対し、出場停止処分の有無の結論を早急に通達するよう要請を行っているようだ。

 プレミアリーグのクラブから代表招集に応じなかった選手が最も多かったのはブラジル代表。リバプールのGKアリソン、MFファビーニョ、FWロベルト・フィルミーノ、マンチェスター・シティのGKエデルソン、FWガブリエウ・ジェズス、チェルシーのDFチアゴ・シウバ、マンチェスター・ユナイテッドのMFフレッジ、リーズのFWラフィーニャ、エバートンのFWリシャルリソンが招集を受けていたが合流しなかった。

 他にも南米など各国代表チームへの招集をクラブが拒否した選手たちがいる。これらの選手たちは、今週末のプレミアリーグ第4節の試合に出場できなくなる可能性があるかもしれない。

 クラブの拒否を押し切る形で代表チームに合流した選手たちも、隔離のため今週末の試合は欠場が見込まれる。アルゼンチン代表に参加したトッテナムのDFクリスティアン・ロメロ、MFジオヴァニ・ロ・チェルソはクラブから罰金処分を受けることになるとも報じられている。

【了】

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