FW紹介

20210922_イブラヒモビッチ_Getty
【写真:Getty Images】



アレクシス・サレマーカーズ(ベルギー代表/背番号56)
生年月日:1999年6月27日(22歳)

 ベルギーの強豪アンデルレヒトからやって来た2020年冬の時点ではそこまで知られた存在とは言えなかった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大による中断明けからステファノ・ピオーリ監督の信頼を掴むことに成功し、名門ミランの右サイドにおけるレギュラーの座を奪取。昨季も重要なピースとして1年を駆け抜け、久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献することとなった。

 爆発的なスピードや圧倒的なドリブルセンスがあるわけではなく派手さという意味では欠けているが、チームで最も万能と言っていいだろう。とにかく運動量が豊富で終盤まで走り続けることができ、攻撃時はフリーランニングを繰り返してチャンスをうかがい、守備時は一人で広いエリアをカバーするなど、ピッチ上で様々なタスクをこなしている。まさに縁の下の力持ちである。

ズラタン・イブラヒモビッチ(元スウェーデン代表/背番号11)
生年月日:1981年10月3日(39歳)

 サッカー界にその名を残すであろう偉大なるストライカーだ。現在39歳でさすがにスピードやスタミナは落ちたかもしれないが、強靭なフィジカルとピカイチな決定力、そして圧倒的すぎるオーラは今なお健在。そこにいるだけで若手選手に刺激を与えられる、唯一無二の存在と言っていいだろう。昨季はセリエAだけで15得点という数字を残したスウェーデンの「神」だが、果たして今季は。

 年齢的にも怪我が増えてきており、シーズンフル稼働はやはり難しい。しかし、第3節ラツィオ戦で途中出場ながらゴールを決めた通り、ピッチに立てばかなりの確率で数字を残すのがこの背番号11である。今季リーグ戦二桁得点への期待は変わらず高いと言っていいだろう。仏誌のインタビューで「バロンドールが恋しいか?」と問われ「恋しいのはバロンドールの方だろ」と答えたのは流石だった。

ラファエル・レオン(ポルトガル/背番号17)
生年月日:1999年6月10日(22歳)

 ミランでの覚醒が待たれている選手の一人と言っていいだろう。身長188cmとサイドアタッカーとしては十分すぎる体格を誇っていて、その長い足と爆発的なスピードを融合させたドリブル突破で違いを生み出す能力に長けている。以前までは緩慢な守備対応が目立っていたが、ここ最近は指揮官の指導もあり守備時の意識が向上。もちろんまだ伸ばしていく必要はあるが、存在感は着実に濃くなっている。

 昨季、セリエA開幕5試合で2得点3アシストを記録した背番号17は今季もスタートダッシュに成功。第2節カリアリ戦で初ゴールをマークすると、続く第3節ラツィオ戦ではアンテ・レビッチの折り返しを冷静に流し込み貴重な先制点を奪っている。この勢いをどこまで継続できるか。左サイドのファーストチョイスとして、今季はセリエA上陸後初となる二桁ゴールには期待したいところだ。

【次ページ】主な控えメンバー

1 2 3 4 5 6

新着記事

↑top