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バイエルンのフランス代表DF、スペインでの収監は回避。禁錮半年の刑に執行猶予

text by 編集部 photo by Getty Images

リュカ・エルナンデス
【写真:Getty Images】



 バイエルン・ミュンヘンに所属するフランス代表DFリュカ・エルナンデスは、スペインでの収監を当面は免れることになった。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

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 リュカはアトレティコ・マドリードに在籍した2017年に、当時の恋人であり現夫人のアメリカ・オッサ・ジョレンテさんに暴力を振るったとして逮捕された。その後二人は仲直りしてバカンスへ出かけたが、逮捕時に出されていた500メートル以内の接近禁止命令に違反したとして、リュカはスペインへの帰国時に再逮捕されていた。

 リュカに対してはこの一件で禁錮半年の判決が言い渡され、今月13日には収監命令が出されるとともに、19日に出廷することが命じられた。1日早く18日に出廷したリュカに対し、裁判所は10日以内に自発的に刑務所入りすることを指示し、28日がその期限となっていた。

 だがリュカの提出していた異議申し立てが受け入れられ、禁固刑執行の差し止めが決定。今後4年間に新たな罪を犯さず、また総額9万6000ユーロ(約1260万円)の罰金を収めれば収監は免れることになる。

 リュカは今季ブンデスリーガ開幕から3試合を負傷で欠場したあと、復帰後は全ての公式戦に先発出場している。バイエルンにとっては主力の長期欠場が回避され一安心だろう。

【了】

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