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ポルトガル代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは?C・ロナウドら”史上最強”メンバーも不安を残すのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW紹介

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【写真:Getty Images】



ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド)
生年月日:1994年8月10日(27歳)
ポルトガル代表戦績:63試合8得点20アシスト

 中盤から両WGまで様々なポジションでプレー可能なベルナルド・シウバだが、ポルトガル代表では本職の右WGでプレーしている。ベンフィカ、モナコを経て17年夏に加入したマンチェスター・シティでは、加入初年度からレギュラーに定着。今季は開幕から好調を維持しており、シティの選手では序盤戦で最もインパクトを残すことに成功している。

 20歳だった15年3月にポルトガル代表デビュー。16年に行われたユーロ2016(欧州選手権)はハムストリングの負傷のため出場を逃したが、大会終了後から右WGのレギュラーに定着。ロシアワールドカップ、ユーロ2020ではいずれも全試合に出場している。エースのクリスティアーノ・ロナウドへのアシストも多く、フェルナンド・サントス監督からの信頼も厚い。

アンドレ・シウバ(ライプツィヒ/ドイツ)
生年月日:1995年11月6日(25歳)
ポルトガル代表通算成績:47試合19得点4アシスト

 直近の代表戦で3試合連続ゴールを記録し、アピールに成功しているアンドレ・シウバ。ACミランでは活躍できなかったが、19年夏に加入したフランクフルトで完全復活。2020/21シーズンはブンデスリーガで28ゴールを決め、21年夏にライプツィヒへと引き抜かれた。

 優勝したユーロ2016(欧州選手権)直後にポルトガル代表デビューを飾ると、デビュー4戦目となったフェロー諸島戦でハットトリックを達成した。デビュー早々に結果を残したことでレギュラーに定着したが、ロナウドのワントップとなってからは大幅に出場機会が減少。今夏に行われたユーロ2020でも3試合の途中出場に限られていたが、大会終了後にロナウドが左WGへとポジションを移したことでレギュラーに返り咲いた。

クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
生年月日:1985年2月5日(36歳)
ポルトガル代表通算成績:182試合115得点42アシスト

 世界最高の選手に贈られるバロンドールを5度獲得し、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAの3つのリーグで得点王に輝いた史上唯一の選手であるクリスティアーノ・ロナウド。若い頃はドリブル突破に長けるWGだったが、年齢を重ねるに連れてボックスストライカーへと変貌。2009/10シーズン以降は毎年リーグ戦で20ゴール以上決めており、36歳となった今も世界最高のストライカーとして君臨している。

 クラブでは活躍できても代表では活躍できない…。そんな選手が多い中でもロナウドは代表デビュー当初からゴールを量産。ユーロ(欧州選手権)には史上最多の5大会に出場しており、14得点も史上最多記録だ。21年9月には元イラン代表FWアリ・ダエイが保持する代表最多得点記録「109」を更新。直近のルクセンブルク戦でもハットトリックを達成しており、今後もさらに最多得点記録を更新していくことになるだろう。

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