ブンデスリーガ第10節、ウニオン・ベルリン対バイエルン・ミュンヘンが現地時間30日に行われた。この試合では、あの世界的スピードスターが衝撃的なゴールを叩き込んでいる。

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　リーグ戦2試合連続で4得点以上を奪っているバイエルンは、U・ベルリン相手にもその圧倒的な強さを示した。15分にロベルト・レバンドフスキのゴールで先制に成功すると、その8分後にも同選手が点を決め2-0に。そして35分にはレロイ・ザネにもゴールが生まれ、あっという間に3点差をつけている。

　衝撃的なゴールが誕生したのは3-1で迎えた60分のことだった。

　右サイドでトーマス・ミュラーからのパスを受けたキングスレー・コマンがドリブルで深くへと侵入すると、最後は右足を一振り。強烈すぎるシュートはニアサイドをズドンと射抜き、ゴールネットを揺らしている。GKアンドレアス・ルテからすると、まったくのノーチャンスであった。

　怪我の影響でスタートダッシュに失敗していたコマンは、これが今季ブンデスリーガ初の先発出場だった。そして、衝撃的なゴールを奪取。リーグ戦2試合連続得点ということもあり、ユリアン・ナーゲルスマン監督に向け十分にアピールできたと言えるはずだ。

　バイエルンはその後U・ベルリンに2点目を献上するも、80分にミュラーが5点目を奪い敵地で2-5と勝利。首位の座をガッチリとキープした。