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チームの重鎮選手が“代表追放”。バルセロナ保有のMFが起こした不祥事とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラレム・ピャニッチ
【写真:Getty Images】



 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のMFミラレム・ピャニッチが、代表チームからの“追放”処分を受けた。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

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 カタールワールドカップ欧州予選を戦っていたボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表は、今月の2試合を残した時点では予選突破のチャンスを残していた。だが13日に行われたホームでのフィンランド代表戦に1-3の敗戦を喫したことで、グループ3位以下で敗退となることが決まった。

 チームの主力MFであるピャニッチは、フィンランド戦に先発して66分間プレーしたが、低調なパフォーマンスで批判の対象となっていた。さらに、試合前日には規律を乱す行動を取っていたことがメディア報道により明らかとなった。

 ピャニッチはパーティーのような席で飲酒し、また水タバコを喫煙する様子が写真とともに伝えられている。イバイロ・ペテフ監督はこの報道を受け、ピャニッチをチームから外すことを決断したとのことだ。

 代表チームからの除外はボスニアサッカー連盟から公式声明の形で発表されたが、その数分後には声明が削除され、理由は不明だという。いずれにしてもピャニッチはチームを離れ、すでに消化試合となった16日のウクライナ代表戦には出場しなかった。

 ピャニッチは昨季ユベントスからバルセロナへ移籍したが十分な活躍を見せられず。今季はトルコのベシクタシュにレンタルされており、そのまま完全移籍の可能性も予想されている。

【了】

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