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バルセロナ、新FW加入が決定的に。だがデビュー前に解決すべき問題が…

text by 編集部 photo by Getty Images

フェラン・トーレス
【写真:Getty Images】



 バルセロナは、マンチェスター・シティからスペイン代表FWフェラン・トーレスを獲得することが濃厚となった。だが同選手をラ・リーガの出場メンバーとして登録するためには、もうひとつクリアしなければならない問題があるようだ。

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 移籍金5500万ユーロ(約71億円)での移籍が両クラブ間で合意に達したとみられるトーレスは、すでにメディカルチェックのためバルセロナに到着。加入の正式発表は秒読み段階に入ったとみられている。

 しかしスペイン紙『アス』などが伝えたところによれば、現時点ではバルセロナはトーレスを選手登録することは不可能だという。昨夏にもたびたび問題となった、リーガの設定するサラリーキャップの制限によるものだ。

 トーレスをメンバーに加えるためには、現在所属する選手を放出してサラリーキャップ枠を空ける必要がある。放出候補となる選手たちの中でも、年俸の高額なブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョやフランス代表DFサミュエル・ユムティティなどの買い手を見つけることが特に重要と見込まれている。

 9月以来負傷による離脱が続いているトーレスは、いずれにしても1月半ば頃まではプレーすることができない見通し。バルセロナはそれまでにメンバーを整理し、選手登録を可能とすることができるだろうか。

【了】

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