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2021年アフリカ人ベストイレブン。プレミアリーグから最多5人! 欧州リーグで輝いた最強メンバー

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

MF

アフリカMF
【写真:Getty Images】



ウィルフレッド・ディディ(ナイジェリア代表/レスター)
生年月日:1996年12月16日(25歳)
リーグ戦成績:31試合1得点4アシスト
ナイジェリア代表成績:7試合0得点0アシスト

ミラクルレスターを優勝に導いたエンゴロ・カンテが退団後、その後継者としてレスターにやってきたのがウィルフレッド・ディディだ。カンテのような高いボール奪取能力を持ち、高精度のロングフィードで試合をコントロールするディディは、ここ数年でプレミア屈指の守備的MFに成長した。

カンテ2世とも言われるディディは、昨季リーグ戦26試合に出場。惜しくもチャンピオンズリーグ(CL)出場権は逃したが、ピッチ中央に君臨し、レスターの躍進を支えた。プレミアリーグで一気に評価を高め、ビッグクラブからも注目されているこのMFは、近いうちにさらなるステップアップを果たすだろう。

フランク・ケシエ(コートジボワール代表/ACミラン)
生年月日:1996年12月19日(25歳)
リーグ戦成績:40試合14得点3アシスト
コートジボワール代表成績:8試合2得点0アシスト

低迷していたACミランの中盤に君臨し、昨季8年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に導いたフランク・ケシエの評価は、セリエAで一気にアップ。多くのビッグクラブが注目する選手へと変貌を遂げた。

相手を屈服させるほどの圧倒的なフィジカルや強烈なシュート、狭い局面を打開できるテクニックで試合を支配するケシエの実力は、セリエAトップクラス。現在リーグ2位に付けるACミランをピッチ中央で支えているこのMFは、ミラノの名門復活に必要不可欠な存在だ。

リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(30歳)
リーグ戦成績:35試合11得点8アシスト
アルジェリア代表成績:9試合8得点3アシスト

20/21シーズンのリヤド・マフレズは、2021年に入ってから高パフォーマンスを披露。リーグ優勝とリーグカップ優勝の国内2冠に貢献すると、同クラブを史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に導いた。

惜しくもCL優勝は逃したが、今季もここまでリーグ戦14試合に出場し、4得点3アシストを記録している。さらにアルジェリア代表では9試合8得点と絶好調。圧倒的な活躍で、同代表をキャプテンとして牽引している。

サディオ・マネ(セネガル代表/リバプール)
生年月日:1992年4月10日(29歳)
リーグ戦成績:38試合12得点6アシスト
セネガル代表成績:9試合5得点1アシスト

昨季は新型コロナウイルス感染など、サディオ・マネにとっては厳しいシーズンとなった。しかし、シーズン終盤に復調。アウェイでアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド撃破に貢献し、最終節のクリスタルパレス戦では2ゴールを決める活躍で、リバプールをチャンピオンズリーグ(CL)圏内の3位に導いた。

今季もここまでリーグ戦全試合に出場し、7ゴールを記録。10月に行われたワトフォード戦では1得点を決め、アフリカ人選手史上3人目となるプレミアリーグ通算100ゴールを達成している。

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