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2021年アフリカ人ベストイレブン。プレミアリーグから最多5人! 欧州リーグで輝いた最強メンバー

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

DF

アフリカDF
【写真:Getty Images】



アクラフ・ハキミ(モロッコ代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1998年11月4日(23歳)
リーグ戦成績:
23試合3得点6アシスト(インテル)
18試合3得点3アシスト(PSG)
モロッコ代表成績:9試合2得点0アシスト

 
ドルトムントで一気に評価を高めた超攻撃的サイドバック、アクラフ・ハキミは昨季インテルに加入した。快速を活かしたオーバーラップで攻撃に参加するだけでなく、ゴール前でチャンスメイクもできるハキミは、7得点10アシストを記録。サイドバックとは思えない程の数字を残し、11年ぶりのスクデット(リーグ優勝)獲得に大きく貢献した。

今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に加入し、リオネル・メッシやキリアン・ムバッペら擁するドリームチームの一員となったハキミは、その才能を遺憾なく発揮。ここまでリーグ戦18試合で3得点3アシストを記録し、リーグ・アンを独走するチームの攻守両面に貢献している。

オディロン・コスヌノウ(コートジボワール代表/レバークーゼン)
生年月日:2001年1月4日(20歳)
リーグ戦成績:
13試合1得点2アシスト(クラブ・ブルッヘ)
15試合0得点1アシスト (レバークーゼン)
コートジボワール代表成績:7試合0得点0アシスト

オディロン・コスヌノウは、20/21シーズンにクラブ・ブルッヘで頭角。高い身体能力を活かしアグレッシブなディフェンスだけでなく、ドリブルでの持ち上がりや正確なパスで攻撃にも貢献するオディロンは、同年にコートジボワール代表デビューも飾っている。

ベルギーで評価を高めたオディロンの市場価値は大幅にアップ。わずか4ヵ月で1000万ユーロ(約12億円)アップし、現在は2300万ユーロ(約27.6億円)となった。そして、今夏にはレバークーゼンに加入。ステップアップを果たすと開幕戦からスタメンに抜擢され、ここまでリーグ戦15試合に出場している。

エドモン・タプソバ(ブルキナファソ代表/レバークーゼン)
生年月日:1999年2月2日(22歳)
リーグ戦成績:29試合2得点0アシスト
ブルキナファソ代表成績:6試合0得点1アシスト

ポルトガルリーグで頭角したエドモン・タプソバは、2020年1月にレバークーゼンに加入した。強靭なフィジカルと長い足を活かして相手からボールを刈り取るタプソバは、すぐにスタメンに定着。第22節のアウグスブルグ戦では、初ゴールをマークしている。

守備だけでなく、正確なロングフィードで攻撃の起点にもなるタプソバの市場価値は、約1年間で急上昇。約2400万ユーロ(約29億円)アップし、現在は4000万ユーロ(約48億円)となっている。ドイツでさらに評価を高めているこのDFは、ビッグクラブに引き抜かれる日もそう遠くはないだろう。

アブドゥ・ディアロ(セネガル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1996年5月4日(25歳)
リーグ戦成績:20試合0得点2アシスト
セネガル代表成績:7試合1得点0アシスト

アクラフ・ハキミ同様にドルトムントでブレイクしたアブドゥ・ディアロは、2019年にパリ・サンジェルマン(PSG)に加入した。徐々に出場機会を増やしていくと、昨季は怪我による離脱がありながらもリーグ戦22試合に出場。リーグ優勝こそ逃したが、国内カップ連覇に貢献している。

卓越したテクニックとドリブルスキルを持ち合わせるディアロは、今年3月にセネガル代表デビュー。サイドバックとセンターバックをこなすこのDFは、瞬く間に不動の存在となりつつある。

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