バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、アストン・ビラへのレンタルが7日に発表された。プレミアリーグ公式ツイッターアカウントでは、リバプール時代のスーパーゴールを振り返って復帰を歓迎している。

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　コウチーニョはインテル、エスパニョールなどでプレーしたあと2013年1月にリバプールに加入。バルセロナへ移籍するまで5年間を過ごしたこのクラブで、プレミアリーグを代表するスター選手の一人として大きく飛躍を遂げた。

　リバプールではリーグ戦152試合に出場して41得点、公式戦201試合で54得点という数字を残した。特に2016/17シーズンにはキャリアハイとなる14ゴールを挙げ、サディオ・マネを抑えてリバプールのチーム得点王となっている。

　リーグ終盤戦に行われたエバートンとのダービーマッチでも1得点1アシストを記録してマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍。決勝点となったゴールは、緩急織り交ぜた変幻自在のドリブルで相手守備陣を翻弄し、最後は右足で巻いたシュートをGKの届かない完璧なコースへ送り込んだ絶品の一撃だった。

　バルセロナ移籍後は巨額の移籍金に見合う活躍を見せられず、苦しい時期を過ごしてきたコウチーニョ。かつて輝いたイングランドの地でもう一度本来の力を発揮することができるだろうか。