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アーセナルが新たな右SB獲得を検討か。現時点で不動の冨安健洋に影響は?

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェド・スペンス
【写真:Getty Images】



 アーセナルは、チャンピオンシップ(イングランド2部)のノッティンガム・フォレストで活躍する右SBジェド・スペンスを1月に獲得することも検討しているという。英紙『ミラー』が伝えている。

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 現在21歳のスペンスはミドルスブラでデビューを飾り、昨季は公式戦40試合に出場。今季レンタルされたノッティンガムでも不動のレギュラーとしてプレーして評価を高めている。

 今月9日にはFAカップ3回戦でノッティンガムがアーセナルと対戦し、1-0で勝利を収める番狂わせを起こした。スペンスはこの試合で見せた圧倒的なパフォーマンスによりアーセナルからの関心を引きつけたとみられている。他にはサウサンプトンやローマ、インテルなども関心を示していると報じられている。

 保有権を持つミドルスブラはスペンスの市場価値を1000万ポンド(約15億6000万円)ほどと評価しているとのこと。今季すでにミドルスブラとノッティンガムでプレーしたスペンスは3つ目のクラブでプレーすることは認められないため、もし1月にアーセナルなどへの移籍が成立したとしても合流は夏以降と見込まれる。

 今季のアーセナルでは夏に加入した冨安健洋が不動の右SBに定着。だがクラブは冨安とポジションを争う選手をチームに加え、選手層の強化を図りたいと考えているようだ。

 ノッティンガム戦ではセドリック・ソアレスが右SBを務めたが、冨安と比較して「落差が大きい」とも現地メディアに評されていた。カラム・チャンバースは今季で契約が満了し、ベティスにレンタル中のエクトル・ベジェリンもそのまま退団が予想されるなど、右SBの層が薄くなることが見込まれている。

【了】

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