【写真：日本サッカー協会】
【なでしこジャパン 7-0 女子タイ代表 AFC女子アジアカップインド2022】
AFC女子アジアカップインド2022準々決勝でなでしこジャパン（日本女子代表）は女子タイ代表と対戦し、7-0の勝利を収めて準決勝進出を果たした。
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FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の出場権獲得が懸かる一戦に向け、なでしこジャパンはグループ最終節の韓国戦から先発4人を変更。新型コロナウイルス陽性判定の影響で今大会まだ出場のなかったエースFW岩渕真奈が先発復帰を果たした。
試合はやはり序盤から日本がボールを持つ展開となったが、田中美南が前半9分で早くも負傷交代というアクシデントに見舞われてしまう。15分にはエリア中央で横パスを受けた隅田凜が倒されてPKを獲得したが、絶好の先制チャンスの場面で岩渕のシュートは相手GKの好セーブに阻まれてしまった。
それでも27分には、田中との交代で投入された菅澤優衣香が均衡を破ることに成功。エリア左でパスを受けた宮澤ひなたがニアへの低いクロスを入れたところに菅澤が滑り込み、右足で合わせたシュートがGKの手を弾いてゴールに収まった。
その後も優位に進めた日本は、前半アディショナルタイムを突き放す。エリア付近でのパスワークから長谷川唯の縦パスを受けた岩渕がエリア右に抜け出し、クロスが相手DFにブロックされたボールを宮澤が拾って至近距離から冷静に蹴り込んだ。
2点リードで折り返して余裕の生まれたなでしこジャパンは、後半にもさらにゴールを重ねていく。48分には菅澤が落としたボールから隅田が決めて3点目。65分には菅澤が自ら獲得したPKを決めて4-0とした。
76分には後半から出場の植木理子も決めて5点目。さらに菅澤がハットトリック達成となる強烈ミドルに続いてヘディングで自身4点目も記録し、合計7ゴールの大勝で準決勝進出とワールドカップ出場を確定させた。
【得点者】
27分 1-0 菅澤優衣香（日本）
45+2分 2-0 宮澤ひなた（日本）
48分 3-0 隅田凜（日本）
65分 4-0 菅澤優衣香（日本）
76分 5-0 植木理子（日本）
80分 6-0 菅澤優衣香（日本）
83分 7-0 菅澤優衣香（日本）
【了】
