アーセナルのガボン代表FWピエール＝エメリク・オーバメヤンは、バルセロナへのレンタル移籍が「合意に達した」とも報じられている。だが実現するかどうかは、フランス代表FWウスマン・デンベレの去就次第となりそうだ。

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　昨年12月に規律違反に対する処分としてアーセナルのキャプテンを剥奪されたあと、試合のメンバーからも外された状態が続いているオーバメヤン。事実上の戦力外扱いとされ、1月の移籍市場で他クラブへ移る可能性が噂されている。

　スペインのジャーナリスト、ジェラール・ロメロ氏がSNSで伝えたとして複数メディアが引用したところによれば、オーバメヤンはバルセロナへのレンタルに向けて「金銭面で合意」に達したとのこと。だが、「デンベレが去ること」が実現の条件だとされている。

　ボルシア・ドルトムント在籍時にオーバメヤンとチームメートでもあったデンベレは、今季末で満了するバルセロナとの契約の延長に向けた交渉が難航。クラブとの関係は完全に崩壊した状態となったが、31日で終了する冬季の移籍期間中に受け入れ先となるクラブが見つかるかどうかは定かではない。

　デンベレがバルセロナを離れるとすればプレミアリーグ行きが有力とも予想され、アーセナルもその移籍先候補のひとつと言われている。現在のクラブに居場所がない2人の新天地は決まるのだろうか。

【了】