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これが左SBの動き!? カナダ代表を悲願のW杯出場に近づける独走スーパーゴールが凄い!

text by 編集部 photo by Getty Images

サム・アデクグベ
【写真:Getty Images】



 カナダ代表は1月30日に行われたカタールワールドカップ・北中米カリブ海予選のアメリカ代表戦に2-0の勝利を収め、36年ぶりの本大会出場に大きく前進した。勝利を決定づけたのは、左SBの選手が驚異的な動きから奪ったスーパーゴールだった。

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 過去には1986年大会が唯一のワールドカップ出場であり、その後は8大会連続で予選敗退に終わっていたカナダ。だがここ数年、欧州の有力クラブで活躍する選手たちも増え、代表チームも大きく飛躍している。

 今回の最終予選では強豪メキシコ代表に対して1勝1分け、アメリカ代表とのアウェイゲームもドローで乗り切るなど無敗。首位攻防戦という状況で迎えたホームでのアメリカ戦も、前半7分に早々と先制点を奪うことに成功した。

 1点リードのまま後半アディショナルタイムに入ると、95分には左SBのサム・アデクグベが決定的な2点目を追加する。自陣内で味方選手がボールを奪った時点ですかさず高い位置を取り、ロングボールを受けて左サイドから中央に切り込むと、前がかりとなっていたアメリカの最終ラインを突破して独走。エリア手前まで迫ったところで鮮やかなシュートをゴール左に突き刺した。

 この勝利でカナダはアメリカ、メキシコに勝ち点4ポイント差をつけて首位をキープ。北中米3ヶ国共催となる2026年の次回大会を前に、自力で予選を突破してのワールドカップ出場決定に肉薄している。

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