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猫虐待のDFズマにクラブから罰金3900万円。母国で禁錮4年の可能性も?

text by 編集部 photo by Getty Images

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クル・ズマ
【写真:Getty Images】



炎上続くクル・ズマ


ウェスト・ハムは9日、猫に対する虐待を行ったことが明らかになったフランス代表DFクル・ズマに対して罰金処分を下したことを発表した。



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 ズマは今月7日、自宅で撮影されたとみられる動画とともに、ペットの猫に対して虐待を行ったことが報じられた。動画の中にはズマが猫を放り投げたあと蹴飛ばす場面などが撮影されていた。

 

 クラブの発表によれば、ズマに対しては「最大限度額」の罰金処分を科したとのこと。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアは、同選手の2週間分の給与にあたる25万ポンド(約3900万円)が罰金額だと伝えている。

 また、クラブは動物愛護団体RSPCAによる本件の調査に全面的に協力する姿勢も表明。ズマの飼い猫2匹が調査のため同団体に引き渡されたことも明らかにしている。

 ズマは報道後の8日に行われたワトフォード戦に起用され、クラブやデイビッド・モイーズ監督の決断に対しても批判が集まっていた。だが同選手に対しては罰金に加えてメンバー外とする処分も下され、今週末のレスター・シティ戦は欠場することになると報じられている。

 それだけにとどまらず、ズマに対してはさらに厳格な罰が下される可能性もあるのかもしれない。英紙『ミラー』などが伝えたところによれば、母国フランスでも同選手を罪に問う動きが出てきているという。

 フランスの動物愛護団体は、ズマのフランス代表からの追放を要求するとともに告訴を行ったと表明。フランス刑法によれば国外で犯された犯罪に対しても告訴は可能であり、昨年改定された動物保護法では最大で禁錮4年の刑が下される可能性もあると英紙は伝えている。

【了】

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