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ブラジル代表FWアントニーが移籍市場で大人気

　アヤックスで頭角を現している若手アタッカーをめぐって、激しい争奪戦が繰り広げられることになるかもしれない。ブラジル代表FWアントニーに多くのビッグクラブが関心を示しているようだ。英メディア『90min』などが伝えている。

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　主に右ウイングとしてプレーするアントニーは現在21歳。サンパウロでデビューしたあと2020年夏にアヤックスへ移籍し、昨季は公式戦46試合に出場して10得点10アシスト、今季はここまで25試合で11得点8アシストと数字を積み上げている。

　昨年夏にはU-24ブラジル代表の一員として東京五輪（東京オリンピック）男子サッカー金メダルも獲得。10月にはブラジルA代表にもデビューし、カタールワールドカップ南米予選で7試合に出場して2得点を挙げている。

　アントニーの獲得を狙っているとして特に盛んに噂されているクラブのひとつはマンチェスター・ユナイテッド。イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドの逮捕によりアントニーへの関心を加速させたとも言われている。来季以降の新監督としてアヤックスのエリック・テン・ハフ監督を有力な候補にしているとも言われ、監督と選手のダブル獲得も視野に入れているのかもしれない。

　他にもリバプールやチェルシー、マンチェスター・シティなどがアントニーの獲得を考えているクラブとして名前を挙げられている。テン・ハフ監督はアヤックスが同選手を引き留めるのが難しいとも認めており、夏には移籍市場で注目の存在となりそうだ。

【了】