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久保建英 2年前

久保建英はなぜ前半で下げられたのか。失点関与が悪印象? テコ入れが必要な問題とは【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第25節、ベティス対マジョルカが現地時間20日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。日本代表MF久保建英はこの試合でも先発出場。しかし、プレータイムは普段より短く、前半45分間のみとなってしまった。一体なぜ?(文:小澤祐作)

3位相手に健闘はしたが…

久保建英
【写真:Getty Images】

 今季初のリーグ3連勝を目指したマジョルカだったが、やはり“3位”の壁は大きかった。

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 アウェイチームは良いゲームへの入りを見せていたが、マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるベティスは流石で、すぐに流れを持っていかれてしまった。とくに攻撃の核であるナビル・フェキルをなかなか捕まえられず、20分の時点で4本のシュートを浴びている。

 そして25分に先制点を献上。セルヒオ・カナレスから絶妙なクロスが入ると、最後はアレックス・モレノに押し込まれてしまった。これで会場のボルテージも一気に高まるなど、マジョルカは劣勢のまま前半を終えることになった。

 しかし、「後半のプレーぶりを見れば、彼らが勝つに値するとは思えなかった」と試合後にルイス・ガルシア・プラサ監督が話した通り、後半はマジョルカが意地を見せることに。75分、ハウメ・コスタからのクロスをヴェダト・ムリキが頭で押し込み、試合を振り出しに戻したのだ。

 ただ、喜びも束の間だった。81分、ウィリアム・カルバーリョのシュートがロドリゴ・バタグリアの手に当たったとして、ベティスにPKを献上。これをウィラン・ジョゼに決められ、2-1に。マジョルカはその後なんとか勝ち点1を奪おうと戦ったものの、力及ばず敵地で敗れることになった。

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