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レアル・マドリード史上最高! 名コンビ5選。C・ロナウド、ラウール、ジダンと相性抜群だったのは…

シリーズ:名コンビ5選 text by 編集部 photo by Getty Images

ルカ・モドリッチ&トニ・クロース

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【写真:Getty Images】


MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)
生年月日:1985年9月9日
在籍期間:2012年8月~
通算成績:421試合30得点66アシスト

MF:トニ・クロース(元ドイツ代表)
生年月日:1990年1月4日
在籍期間:2014年7月~
通算成績:349試合25得点83アシスト

 カルロ・アンチェロッティ、ラファエル・ベニテス、ジネディーヌ・ジダン、フレン・ロペテギ、サンティアゴ・ソラーリなど、数々の指揮官に重宝されてきたのがルカ・モドリッチとトニ・クロースである。このインサイドハーフコンビは、もはやレアル・マドリードの「顔」と言ってもいいのではないだろうか。

 とにかくこの二人のクオリティと安定感は半端ではない。2012年にマドリーへやって来たモドリッチは、卓越したテクニックやIQの高さを活かして攻撃の質を引き上げるだけでなく、豊富な運動量を駆使してハードワークするなど、守備でも高い貢献度を誇ってきた。一方、2014年にやって来たクロースはより攻撃面で存在感を発揮。世界ナンバーワンレベルにあるパススキルを武器に組み立ての軸となり、崩しの局面では一撃必殺のラストパスで一気にゴールへの可能性を広げてきた。

 チャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに大きく貢献してきたモドリッチとクロースは今も現役で、変わらず不動の地位を築いている。チームにはフェデリコ・バルベルデやエドゥアルド・カマビンガのような若く力のある選手もいるのだが、まだまだポジションを譲る気はないのだろう。

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