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レアル・マドリード史上最高! 名コンビ5選。C・ロナウド、ラウール、ジダンと相性抜群だったのは…

シリーズ:名コンビ5選 text by 編集部 photo by Getty Images

カリム・ベンゼマ&クリスティアーノ・ロナウド

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【写真:Getty Images】


FW:カリム・ベンゼマ(フランス代表)
生年月日:1987年12月19日
在籍期間:2009年7月~
通算成績:590試合305得点155アシスト

FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
生年月日:1985年2月5日
在籍期間:2009年7月~2018年7月
通算成績:438試合450得点132アシスト

 2009年夏、フロレンティーノ・ペレスが会長に返り咲いたレアル・マドリードは大型補強を敢行している。そこでターゲットとなっていたのが、カリム・ベンゼマとクリスティアーノ・ロナウドだった。後にこの二人は、抜群のコンビネーションを発揮して一時代を築くことになる。

 マドリーでは主に3トップの左で起用されたC・ロナウドは、爆発的なスピードや身体能力、そして決定力の高さを武器にゴールを大量生産。誇り高きエル・ブランコスで王様としての地位を確立したのだが、それを中央でサポートしていたのが、他でもないベンゼマだ。フランス人FWは抜群の嗅覚で自らゴールを奪うだけでなく、視野の広さや巧みなオフ・ザ・ボールの動きなどを駆使し、C・ロナウドに何度も得点への道筋を作ったのである。この“主役”と“脇役”の絶妙なバランスが、他クラブにとっては大きな脅威となっていた。

 ベンゼマとC・ロナウドが共闘している間、マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)、ラ・リーガなど実に16個ものタイトルを獲得することになった。そうした様々な舞台で成功を収める上で、彼ら二人のコンビネーションが不可欠だったのは紛れもない事実。まさに、21世紀における最強のコンビと言っていいだろう。


【了】

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