フットボールチャンネル

リバプール最強のストライカーは誰だ? 21世紀得点ランキング1~5位。ジェラードやオーウェン、現役メンバーで食い込んだのは?

シリーズ:21世紀得点ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:マイケル・オーウェン(元イングランド代表)

マイケル・オーウェン
【写真:Getty Images】


在籍期間:97年夏~04年夏
クラブ通算成績:297試合158得点
代表通算成績:89試合40得点

 ”ワンダーボーイ”ことマイケル・オーウェンが3位に入った。惜しくも通算300試合には届かなかったが、リバプールでは158得点を記録し高い決定力を見せつけた。

 リバプール下部組織出身のオーウェンは1997年5月にトップチームデビュー。デビュー戦でいきなりゴールを記録した。97/98シーズンに18ゴールを記録した同選手はプレミアリーグ得点王を獲得。その年のPFA年間最優秀若手選手を受賞することになる。オーウェンが最も輝いたのは00/01シーズン。このシーズンは複数のタイトル獲得に貢献し、バロンドールも受賞。リバプールの選手としては初の受賞となった。

 オーウェン最大の特徴は、爆発的なスピードを武器に一瞬で相手を置き去りにする裏への抜け出し。オフサイドラインギリギリで抜け出し、圧倒的なスピードで一気にゴールまで持ち込む。その決定力でゴールを量産してきた。

 オーウェンは1998年2月に当時のイングランド代表史上最年少で同国代表デビュー。同年5月に最年少記録となる初ゴールも記録した。そして、フランスワールドカップに出場し、決勝トーナメント一回戦のアルゼンチン代表戦ではドリブルでDF2人を交わしてからゴールを記録。このゴール以降、オーウェンはワンダーボーイと称された。その後2002年、2006年とワールドカップ3回出場を誇る。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top