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期待外れ…。21/22シーズン最悪の補強は? 欧州ガッカリ移籍5人。プレミア史上最高額の10番、 すでに退団が囁かれるFWとは?

シリーズ:がっかり補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:レオン・ベイリー(ジャマイカ代表/アストン・ビラ)

0410ベイリー
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月9日
移籍金:3200万ユーロ(約38.4億円)
21/22リーグ戦成績:15試合1得点2アシスト

 ジャマイカ出身のレオン・ベイリーは、2015年にベルギーのヘンクでプロデビュー。初年度にしてリーグ戦25試合4得点7アシストの活躍を見せた同選手は、その年のベルギー年間最優秀選手に選出された。欧州で一気に評価を高めると、2017年1月に1670万ユーロ(約20億円)でレバークーゼンに移籍。大きなステップアップを果たした。

 加入後すぐに定位置を掴んだベイリーは、ブンデスリーガでも躍動。圧倒的なスピードとテクニックを活かした鋭いドリブルで相手の守備網を切り裂き、レバークーゼンの攻撃を牽引した。2021年夏には多数のビッグクラブから関心が寄せられる中、3500万ユーロ(約42億円)でアストン・ビラに加入。プレミアリーグにやってきたが、イングランドでは昨季までの輝きはみせられていない。

 ここまでリーグ戦15試合に出場しているが、加入後の得点は第5節エバートン戦の1得点のみ。スティーブン・ジェラード監督が就任後も出場時間は伸びておらず、期待を裏切り続けている同選手は、今季最悪の補強の1人と言えるだろう。

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