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1部昇格に向けシャルケで活躍続ける板倉

　シャルケで活躍を続ける日本代表DF板倉滉は、来季も引き続きシャルケでプレーすることになるのだろうか。マンチェスター・シティからの完全移籍の見通しについてドイツメディアが伝えている。

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　シティが保有権を持つ板倉は過去2年半をオランダで過ごしたあと、今季はレンタルでシャルケに加入。すぐに不動のレギュラーに定着し、CBあるいは守備的MFとしてデビュー以来リーグ戦全試合に出場を続けている。

　先週末のハイデンハイム戦では鮮やかなドリブルから今季4ゴール目を挙げるなど攻撃面でも大きく貢献。1年での1部復帰を目指す名門シャルケの重要な戦力として高い評価を受けている。

　シティとしてはやはり、板倉を完全移籍で獲得することを希望しているようだ。レンタル契約には移籍金450万ユーロ（約6億1000万円）での買取オプションが設定されていると報じられている。

「CBであれ6番（守備的MF）であれ、彼はチームに大きなものをもたらしてくれる」とシャルケのルーヴェン・シュレーダーSD（スポーツディレクター）は板倉を称賛。完全移籍の見通しについては、「今は今後の5試合に集中している。それから落ち着いてどうなるか見てみよう」とドイツ『WAZ』がコメントを伝えている。

　4連勝で首位浮上を果たしたシャルケだが、上位争いはまだまだ混戦。板倉を買い取るためには1部昇格が絶対条件だと見込まれており、まずは残り5試合で目標を達成できるかどうかが大きな焦点となりそうだ。

【了】