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世界最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング16~20位。セリエA最強の狩人、現チェコ最高のMFとは? (21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:トーマシュ・ソウチェク(チェコ代表/ウェストハム)

ソーチェク22
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年2月27日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:30試合10得点1アシスト

 母国クラブでキャリアをスタートしたトーマシュ・ソウチェクは、2014年にトップチームデビューを果たすと、武者修行に出された。2017年に帰還すると、18/19シーズンにはリーグ優勝と国内カップ優勝の2冠に貢献している。同クラブで目覚ましい活躍を見せると、2020年冬にウエストハムへレンタル移籍。デイヴィッド・モイーズ監督の期待に応える活躍を見せ、同年7月に完全移籍を果たした。

 ソウチェクの能力値の中で最高値となっているのが、「85」を記録した「フィジカル」だ。身長192cm・体重86kgの体格を活かしてボールを刈り取る。キープ力も高く、大柄な割に足元の「テクニック」も高い。奪うだけでなく、「ドリブル」で運ぶことや正確な「パス」で瞬時に攻撃に転じられる点も、この男の強みだ。

 そして「空中戦」がとにかく強い。機を見た攻撃参加やセットプレーで最前線に上がり、ターゲットマンとしてゴールに直結するプレーもできるソウチェクは、ウェストハムの大きな武器となっている。

 プレミアリーグで躍進するウェストハムを支えるソウチェクの評価は急上昇中。加入時の市場価格は1200万ユーロ(約24億円)だったが、現在は4500万ユーロ(約54億円)となっている。2年連続でチェコ年間最優秀選手にも選ばれている同選手は、近いうちにビッグクラブへ引き抜かれてもおかしくないだろう。

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