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世界最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング16~20位。セリエA最強の狩人、現チェコ最高のMFとは? (21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ピエール・エミール・ホイビュルク(デンマーク代表/トッテナム)

ホイビュルク22
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年8月5日
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
20/21リーグ戦成績:38試合2得点4アシスト

 若くからその才能を評価されたピエール・エミール・ホイビュルクは、2012年にバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれた。17歳でトップチームデビューを飾ったが、出場機会はなかなか増えず、2016年にサウサンプトンへ加入。プレミアリーグで評価が上昇すると、2020年にトッテナムへ移籍を果たした。

 中盤の底でどっしりと構えるホイビュルクは、「守備力」に定評がある選手だ。ボールホルダーへのプレスがとにかく速く、トラップ際を狙ってボールを奪取する。「フィジカル」が強いため、球際の競り合いで後れを取ることがほとんどない。

 足元の技術が高く、相手に囲まれても奪われない「テクニック」と高いボールキープ力も持ち合わせる。「パス」精度も高く、巧みにボールをさばいて試合をコントロールする。ゴール前で相手の虚を突き、チャンスを演出するスルーパスやダイレクトパスは、この男の武器と言えるだろう。

「スピード」はないが、ホイビュルクは機を見て「ドリブル」で持ち上がるなど、果敢にゴール前へ顔を出す。守備だけでなく、攻撃面にも貢献するこの男は、今ではトッテナムに欠かせない存在となっている。

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