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37歳キエッリーニがイタリア代表引退を表明。6月のアルゼンチン戦をラストマッチに

text by 編集部 photo by Getty Images

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ジョルジョ・キエッリーニ
【写真:Getty Images】



18年間の代表キャリアを終えるキエッリーニ

 ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニは、6月に行われるアルゼンチン代表戦を最後に代表チームから引退することを表明した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。



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 イタリア代表はカタールワールドカップ欧州予選で敗退に終わり、2大会連続で本大会出場を逃すことになった。世代交代を含めた再出発が見込まれる中、長年にわたってチームを支え続けたベテランも退くことになる。

 イタリア代表とアルゼンチン代表は6月1日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで対戦予定。昨年のユーロ2020(欧州選手権)を制した欧州王者イタリアとコパ・アメリカ2021(南米選手権)を制した南米王者アルゼンチン代表の激突として「フィナリッシマ(大決勝戦)」と名付けられている。

「38歳になれば終わりにするのは普通だ。コンディションが良ければウェンブリーでプレーして、代表チームに別れを告げる。代表での最後に試合になることは間違いない。素晴らしい若者たちに道を譲りたい」とキエッリーニは『DAZN』で語っている。

 イタリア代表キャプテンも務めてきたキエッリーニは現在37歳(8月で38歳)。2004年に20歳での代表デビューを飾って以来、2度のワールドカップ出場や4度のユーロ出場を含めた18年間に及ぶキャリアを過ごしてきた。

 イタリア代表での通算116試合出場はアンドレア・ピルロ氏と並ぶ歴代5位タイ。アルゼンチン戦にも出場すればダニエレ・デ・ロッシ氏に並び、ジャンルイジ・ブッフォン(176試合)、ファビオ・カンナバーロ氏(136試合)、パオロ・マルディーニ氏(126試合)に次ぐ4位タイの出場数となる。

【了】

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