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世界最高のトップ下は誰だ! サッカー選手攻撃的MF能力値ランキング11〜15位。ノルウェーの神童、怪我に苦しむ香川の元同僚も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:マルティン・ウーデゴー(ノルウェー代表/アーセナル)

ウーデゴー22
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月17日
市場価格:4200万ユーロ(約50億円)
20/21リーグ戦成績:14試合1得点2アシスト

 ノルウェーが生んだ神童、マルティン・ウーデゴーはわずか15歳でプロデビュー。国内リーグでその才能を発揮すると、同年にノルウェー史上最年少で代表デビューを果たした。その活躍は凄まじく、2015年にレアル・マドリードに引き抜かれることになった。しかし、世界中の名手が集まる同クラブではなかなか出場機会に恵まれず、2021年1月にアーセナルにレンタルで加入すると、同年8月に完全移籍することとなった。

 特出した「テクニック」を持つウーデゴーの能力値は「85」を記録。左足を巧みに操り、高いキープ力で相手を引き付けるプレーや、中盤で相手を難なくかわす見事な「ドリブル」で局面を打開する。

 華麗なダイレクトプレーが魅力で、軸足の裏を通す「パス」やヒール「パス」といったプレーで観客を沸かせる。相手の選手間を通す鋭いスルー「パス」はまさに絶品。セットプレーのキッカーも務めるこの男のキック精度は非凡なものがある。

 もう何年もウーデゴーのプレーを見てきたかに思うが、まだ23歳。スペインでは不遇の時期を過ごしたが、イングランドで活躍の場を見つけたこの男は、これからさらに成長していくに違いない。数年後には世界でも指折りの名手となっているだろう。

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