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世界最高のトップ下は誰だ! サッカー選手攻撃的MF能力値ランキング11〜15位。ノルウェーの神童、怪我に苦しむ香川の元同僚も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ナビル・フェキル(フランス代表/レアル・ベティス)

フェキル22
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年7月18日
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
20/21リーグ戦成績:33試合5得点6アシスト

 2005年にリヨンの下部組織に加入。2007年には契約を解除されたが、ヴォールクス・アン・ヴェリンとサンプリーストの下部組織を経て2011年にリヨンと再び契約を勝ち取った。古巣に戻ると、2013年にトップチームデビューを果たし、2年目の14/15シーズンにはリーグ・アン年間最優秀若手選手に選出。リヨンで名を広めた同選手はロシアワールドカップ優勝に貢献すると、2019年にレアル・ベティスに活躍の場を移した。

 トップ下やサイドを主戦場とするフェキルは、「スピード」と「テクニック」を活かした「ドリブル」で局面を1人で打開する。その「ドリブル」は凄まじく、ラ・リーガに移籍した当初はリオネル・メッシと比較されることもあった。

 左足から繰り出されるシュートや「パス」は絶品。相手の裏をかき、針の穴を通す正確無比な「パス」で決定機を演出する。チャンスには左足を思い切り振り抜き、強烈なシュートを相手のゴールに叩き込む。

 「攻撃力」は抜群だが、「守備力」は凡庸。守備時の貢献度はあまりなく、能力値は「38」とかなり低い。現代サッカーでは前線の選手も守備への貢献が必須。「空中戦」も苦手とするが、地上戦だけでも守備に貢献することが出来れば、この男の評価はさらに上昇するだろう。

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