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アンチェロッティはレアル指揮が“最後の仕事”。だが「あと10年」の長期政権も

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

カルロ・アンチェロッティ
【写真:Getty Images】



引退の見通し語るアンチェロッティ

 レアル・マドリードを今季リーガエスパニョーラ優勝に導いたカルロ・アンチェロッティ監督は、今回のマドリーでの仕事を最後に監督業を引退することを考えているようだ。『アマゾンプライムビデオ』のインタビューに語った言葉をスペインメディアが伝えている。



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 過去にも2013年から2015年までマドリー監督を務めていたアンチェロッティ監督は、今季から7シーズンぶりに復帰。前回はチャンピオンズリーグ(CL)優勝を飾りながらもリーガ優勝を逃していたが、今回は就任1年目でリーグタイトルを手に入れた。

 今季のリーガ優勝により、アンチェロッティ監督は欧州5大リーグの全てで監督として優勝を飾るという史上初の快挙も達成している。2004年にはミランでセリエA優勝、2010年にはチェルシーでプレミアリーグ優勝、2013年にはパリ・サンジェルマンでリーグアン優勝、2017年にはバイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ優勝、そして今回スペインでもリーグ制覇を成し遂げた。

 すでに指導者としてサッカー界トップクラスの実績を残してきた62歳の指揮官は、引退も視野に入れ始めているようだ。「今回のレアル・マドリードでの時期を終えれば、おそらく私は引退することになるだろう」とコメント。現在の仕事が最後となる見通しを示している。

 だが就任時に2024年までの契約を交わしているからといって、残り2年で仕事を終えるとは限らない。「マドリーがあと10年いてほしいと望むなら、あと10年はここにいるつもりだ」とアンチェロッティ監督。監督業の集大成として、2度目のマドリーで長期政権を築くことにも意欲を見せている。

【了】

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