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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング6〜10位。世界屈指のドリブラー、絶頂期を迎えたイタリアの未来とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ドメニコ・ベラルディ(イタリア代表/サッスオーロ)

ベラルディ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年8月1日
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
20/21リーグ戦成績:30試合17得点8アシスト

 サッスオーロ生え抜きのエース、ドメニコ・ベラルディは2012年にトップチームデビュー。1年目からセリエBでリーグ戦37試合11得点を決める活躍をみせ、セリエA昇格に導いた。その活躍により、2013年にはユベントスへの移籍を果たしたが、サッスオーロと共同保有のため13/14シーズンも引き続き古巣でプレー。19/20シーズン以降は2季連続でリーグ戦2桁得点を記録するなど、チームを牽引し続けている。

 ベラルディの能力値の中で最大値の「88」を記録したのは、「テクニック」だ。セリエAで得点を量産するこの男のシュート「テクニック」は抜群。針の穴を通すようなコントロールに、オーバーヘッドなどのダイナミックなシュートと、左足から放たれるシュートは正確且つ華麗だ。

 決定機を演出する「パス」も巧い。とくにDF間を通す「パス」やクロスは高精度だ。「ドリブル」やボールキープも上手く、相手を引き付けて味方を活かすプレーができるなど、攻撃センスは抜群。セリエA屈指の「攻撃力」を持つこの男は、得点やアシストを量産している。

 欠点を挙げるとすれば、カードの多さだろう。守備時、度々気性の荒いプレーをみせるこの男は、今季すでに9枚のイエローカードを受けている。それ故に、累積警告で欠場となることも多い。問題児としての一面もあるため、こうした点は改善が必要だろう。

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