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世界最高の右ウイングは誰だ!サッカー選手RWG能力値ランキング11〜15位。ビッグクラブが狙う逸材、ブラジルが誇る万能型FWも(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ポルトゥ(スペイン/レアル・ソシエダ)

ポルトゥ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月21日
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
20/21リーグ戦成績:37試合8得点3アシスト

 今でこそラ・リーガの第一線で活躍しているポルトゥだが、そのキャリアは決して順風満帆ではなかった。名門バレンシアのカンテラ(下部組織)出身ではあるが、トップチームではわずか2試合の出場に留まるなど主力選手として活躍することができなかった。出場機会を求め移籍した当時2部のアルバセテでは3部降格を味わい、16年夏に同じく2部のジローナへと活躍の場を移した。すると、この移籍がポルトゥのキャリアの転機となり、1年目から主力に定着してクラブ史上初のラ・リーガ昇格を達成。2017/18シーズンはラ・リーガで11ゴールを記録するなどクラブの中心的な選手となり、19年夏にレアル・ソシエダへとステップアップを果たした。

 ポルトゥの最大の武器となっているのが「90」の能力値を叩き出した「スピード」だ。毎シーズン発表されるラ・リーガの「スピード」ランキングの上位には必ずと言って良いほど名を連ねており、豊富な運動量も相まって常に相手ディフェンスラインの背後を狙い続けることができる。

 今季は先発出場の機会が減少したことで得点数は伸び悩んでいるが、本来であれば非凡な得点力がある選手であり、2017/18シーズンのように調子さえ良ければシーズン二桁ゴールも期待できる選手だ。

 「55」となっている「守備力」以外の能力値は全て「75」以上なっており、このことからも総合力の高い選手であることがわかるだろう。オンザボール、オフザボールのどちらの局面でも持ち味である「スピード」は効果的であり、球離れも良いことからチームの攻撃を停滞させないというポイントも彼の長所である。

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