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マンチェスター・ユナイテッドの希望! 最強の逸材5人。次世代の10番、17歳でアルゼンチン代表に招集された男とは?

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ハンニバル・メイブリ(チュニジア代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:2003年1月21日(19歳)
トップチーム通算成績:2試合0得点0アシスト
市場価値:450万ユーロ(約5.4億円)

 パリFCの下部組織出身であるハンニバル・メイブリは、多くのビッグクラブからの関心が寄せられる中で17年夏にモナコに加入した。しかし、家族とクラブ間に契約の問題が生じたことで移籍をする必要が生じ、19年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍。その際にユナイテッドからモナコへと支払われた金額は1000万ユーロ(約12億円)と、16歳以下の選手に対して支払われた移籍金では史上5番目に高額となっている。

 トップ下やインサイドハーフをメインポジションとしているハンニバルは、創造性に溢れた選手であり、U-23では多くの得点に関与している。また、ユナイテッドのOBでかつてアカデミーの責任者を務めたニッキー・バット氏は、「ハンニバルはピッチ上で常にリーダーのように振舞っている」と、ロイ・キーンに例えて賞賛している。

 フランス生まれのハンニバルだが、21年に国籍をチュニジアへと変更し、18歳という若さでA代表デビューを飾った。以降主軸に定着しており、22年1月に行われたアフリカネイションズカップにも出場した。ユナイテッドでは2020/21シーズンの最終節にトップチームデビューを飾り、アフリカネイションズカップから復帰した2月に正式にトップチーム昇格を果たした。今季限りでポール・ポグバの退団が濃厚となっており、同じポジションのハンニバルに対しては大きな期待が寄せられている。

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