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モナコのオーレリアン・チュアメニ獲得を争う

　今週末にチャンピオンズリーグ（CL）決勝で激突するレアル・マドリードとリバプールは、移籍市場でも同じターゲットを巡って争い続けることになりそうだ。モナコのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニの獲得に向けた争奪戦が予想されている。

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　現在22歳の守備的MFであるチュアメニはモナコで主力として活躍し、昨年フランス代表にもデビュー。移籍市場でも注目を集める選手の一人となり、特にマドリーとリバプールからの関心が盛んに報じられている。

　チュアメニはマドリーとリバプールの両クラブと個人合意に達し、どちらかを移籍先に選ぶ見通しとの報道もある。モナコのポール・ミッチェルSD（スポーツディレクター）も、納得できる条件のオファーが提示されればチュアメニの売却に応じる意思があることを認めている。

　チュアメニの移籍先について「どのクラブがいいかという希望は特にない」とミッチェルSDは仏『RMC』にコメント。「もちろん大きな金額は必要になる。チュアメニというトッププレーヤーを引き抜きたいのであれば、非常に大胆なオファーを出してもらわなければならない」と続けた。

　マドリーとリバプールは、最終的にパリ・サンジェルマン（PSG）残留を決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を最後まで試みた2つのクラブでもあった。ともに現在の欧州でトップクラスに位置するクラブとして、ピッチ内でもピッチ外でも激しい争いを繰り広げている。

【了】