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えっ! そんな選手まで…? バルセロナが手放した5人のカンテラ出身選手。トップチームで出番を掴めなかった選手達(前編)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:イ・スンウ(韓国/水原FC)

イ・スンウ
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年1月6日
バルセロナ在籍時成績:公式戦0試合出場/0得点0アシスト

 2011年、13歳の時にバルセロナの下部組織に入団。ユースのリーグ戦で得点王に輝くなどその才能を示したイ・スンウは、ユースの最上位にあたるフベニールAまで昇格を果たすなど、将来を嘱望されていた。しかし、2014年にバルセロナが18歳未満の外国人選手獲得・登録に違反したことにより、公式戦出場停止を余儀なくされてしまう。ただ、韓国人MFはクラブを去ることなく、18歳となる2016年1月まで練習を重ね、出場停止処分が明けるのを待った。そして、18歳となったイ・スンウは2016年3月にバルセロナBデビュー。トップチーム昇格が近いと報じられたこともあった。

 しかし、その後は苦戦が続く。バルセロナBでの公式戦出場はわずか1試合に留まり、トップチーム昇格は幻となった。出場機会を求めたイ・スンウは2017年にイタリアのエラス・ヴェローナへ移籍。2018/19シーズンはセリエBで23試合に出場している。その後は日本人選手も多く在籍するシント=トロイデンでプレー。しかし、練習態度が問題視されており試合にあまり出場することができず、2021年11月に退団。2022年1月に母国・韓国の水原FCに加入し、今シーズンリーグ戦全試合に出場し、4得点2アシストを記録している。

【了】

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