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世界最高額は誰だ?サッカー選手市場価値ランキング16位~20位。10代にして100億円間近に迫っている超逸材とは?【2022年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ジャック・グリーリシュ(マンチェスター・シティ/イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1995年9月10日
市場価値:8000万ユーロ(約96億円)
21/22シーズン成績:25試合3ゴール3アシスト

 ジャック・グリーリシュは8歳から過ごしたアストン・ヴィラでプロデビューを飾った。ヴィラの低迷により3年もの間を2部でプレーしたが、他クラブからのオファーを断り続け、2018/19シーズンにはキャプテンの1人としてプレミアリーグ復帰に大きく貢献。その後はイングランド代表にも定着し、21年夏にイングランド史上最高額の1億1750万ユーロ(約141億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと引き抜かれた。

 足下に吸い付くような柔らかく、細かいタッチのドリブルと視野の広さを活かした周りの選手を活かすプレーが特徴であり、縦への仕掛けとカットインの両方のクオリティが高いことから前線で多くの選択肢を提供してくれる選手だ。ミドルシュートやボレーシュートは得意なのだが、GKとの1対1のシュートは苦手としている。

 セルヒオ・アグエロが長年着用していた背番号10を継承するなど、2021/22シーズンは大きな期待を背負って臨んだが、絶対的なレギュラーポジションは掴むことができず、プレミアリーグでは3ゴール3アシストと物足りない結果に終わった。ヴィラ時代同様にGKとの1対1で外すシーンが目立ったことが得点数が伸び悩んだ理由である。

 グリーリッシュの市場価値は上昇と下落を繰り返している。ユーロ2020(欧州選手権)での活躍や高額な移籍金の影響で、21年10月には自己最高額となる1億ユーロ(約120億円)に到達。しかし、ゴール数やアシスト数が伸び悩んだことで価値は再び下がり、現在は8000万ユーロ(約96億円)となっている。

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