絶対王者バイエルンをベースに

　UEFAネーションズリーグ・リーグA第1節のイタリア代表対ドイツ代表戦が現地時間4日に行われる。続いてアウェイのドイツ代表のスタメンを予想する。

　11月のカタールワールドカップ本大会では、初戦で日本代表との激突が予定されているドイツ代表。最終的な目標とするのはもちろん5度目の世界制覇であり、ネーションズリーグを通して良い形で準備を進めていきたいところだ。

　ハンジ・フリック監督はイタリア戦に向けて「可能な限りベストなメンバーで勝ちたい」と意欲を示している。招集されたメンバーのうちMFマルコ・ロイスは体調不良で欠場が見込まれるが、基本的にはワールドカップも見据えた強力な布陣で臨むことになりそうだ。

　システムは4-2-3-1。ゴールを守るのは不動の守護神マヌエル・ノイアー。DFは右に本職MFのヨナス・ホフマン、左にティロ・ケーラー、中央にニクラス・ジューレ、そして来季レアル・マドリードへの移籍が決定したアントニオ・リュディガーが入る。

　中盤にはヨシュア・キミッヒが昨年10月以来の復帰。同じバイエルン・ミュンヘンのレオン・ゴレツカとコンビを組む。

　2列目もブンデスリーガ絶対王者バイエルンそのままの顔ぶれで、セルジュ・ニャブリ、トーマス・ミュラー、レロイ・サネ。1トップには代表50戦目となるチェルシーのティモ・ヴェルナーだ。