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【写真:Getty Images】


ディオゴ・ダロト(ポルトガル代表/背番号20)
生年月日:1999年3月18日

 SBに足下の技術と攻撃力を求めるエリック・デン・ハグ新監督の下ではディオゴ・ダロトが重宝されることになるだろう。右サイドでの守備は明らかにアーロン・ワン=ビサカに分があるが、彼はプレシーズンマッチでは散々なパフォーマンスに終始した。

 ダロトはオーレ・グンナー・スールシャール前監督の下では構想外に近かったが、ラルフ・ラングニック暫定政権時にアピールに成功して序列を上げている。しかし、2021/22シーズンは公式戦30試合で0得点0アシスト。チームの調子が悪かったのもあるが、テン・ハグ監督の下でレギュラーに定着するには得点直結のプレー増加が必須だろう。

ハリー・マグワイア(イングランド代表/背番号5)
生年月日:1993年3月5日

 エリック・デン・ハグ新監督がハリー・マグワイアのキャプテン継続を明言したため、引き続きスタメンに名を連ねることになるだろう。これまでマグアイアは負傷しないことで有名だったが、2020/21シーズン終盤に負った怪我から調子を落とし、ユーロ(EURO)も含めフル稼働していたのが昨季の不調の主な原因だ。

 テン・ハグ監督就任によって変わったのは左CBから右CBへのポジション変更だ。マグワイアはレスターやイングランド代表でも左CBを務めており、CBに高いレベルでのビルドアップ能力が求めるテン・ハグ監督の下で慣れない右CBにポジションを移すことは、難易度としてはかなり高い。プレシーズンマッチからリンデロフ、マグワイアのコンビをこれまでと左右逆に起用するなど試してはいるが、受け手側のサポートも少なく、やや苦戦している印象だ。

リサンドロ・マルティネス(アルゼンチン代表/背番号6)
生年月日:1998年1月18日

 エリック・デン・ハグ新監督がアヤックスから連れて来た今夏の補強の目玉だ。守備的なポジションであればどこでもプレーできる選手だが、プレシーズンマッチでの起用法を見る限りアヤックス時代同様にCBでの起用となりそうだ。

 アヤックス時代に証明されている通り、ビルドアップや対角線のフィード、対人守備などには言うことはない。唯一の不安を挙げるとすれば「空中戦」だろうか。ジャンプ力や落下地点の予測が良いため175cmの身長の割には空中戦に強いのだが、プレミアリーグにはクリス・ウッド(ニューカッスル)やトマーシュ・ソーチェク(ウェストハム)ら世界トップクラスの空中戦マスターが揃っており、彼らと対峙したときにどのような対応をすることができるかが目先の課題となりそうだ。

タイレル・マラシア(オランダ代表/背番号12)
生年月日:1999年8月17日

 左SBのポジション争いはルーク・ショーとタイレル・マラシアの一騎打ちとなりそうだが、その決着はシーズンが始まって見なければわからない。だが、ショーは昨季を代表するようにコンディションが不安定で常に戦力として計算できるかどうかが不透明なため、マラシアがシーズンを通してみるとスタメンに定着する可能性が高いと予想する。
 
 スタメン組にとってはプレシーズンラストマッチだったアトレティコ・マドリード戦でマラシアはアピールに成功。同じ左サイドで縦関係のコンビを組むマーカス・ラッシュフォードとの連係も良くなっており、ショーから完全にスタメンの座を奪ってもおかしくはない。

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