7位：セサル・アスピリクエタ（背番号28／スペイン代表）

生年月日：1989年8月28日
年俸：780万ポンド（約12.5億円）
21/22リーグ戦成績：27試合1得点2アシスト

　クラブ最古参のキャプテンは今季チェルシーで10年目を迎える。最終ラインであればどこのポジションでもプレー可能なのがアスピリクエタの特徴であり、本職の右SB以外にも3バックの右CB、ジョゼ・モウリーニョ監督の下では左SBでも起用されていた。

　アスピリクエタはフィジカル能力が決して高い選手ではないが、予測能力の高さと経験に基づく準備の的確さでプレミアリーグの一流のドリブラーと対峙しても高い確率で彼らを抑える。人格者としても知られ、昨夏のユーロ2020（欧州選手権）では、スペイン代表がイングランドの地で敗退したこともあり、現地で解散しても良い状況だったが、アスピリクエタはチームと一緒にスペインまで帯同し、その後に出戻る形でロンドンへと帰った話は有名だ。

　そんなアスピリクエタの年俸は780万ポンド（約12.5億円）と伝えられている。今夏にはバルセロナへの移籍が盛んに噂されていたが、シーズン開幕直前に新たに2年契約にサイン。今季も引き続きチェルシーのキャプテンを務める。