バルセロナのFWジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】
21日、リーガエスパニョーラ第9節のバルセロナ対マラガの試合が行われた。疑惑の判定が話題を呼んでいる。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
それまで7勝1分けと無敗であったバルセロナは、下位のマラガと対戦。2分のFWジェラール・デウロフェウのゴール、56分のMFアンドレス・イニエスタのゴールで2-0の勝利を飾り、勝ち点を22に伸ばした。
しかし、前半開始早々に決まったデウロフェウの先制点が疑惑の判定の後に生まれたものとして物議を醸している。
そのゴールは、DFリュカ・ディーニュがイニエスタとのワンツーで左サイドをえぐり、その後クロスに中でデウロフェウが合わせるという形で生まれた。しかし、よく見るとクロスをいれる直前にディーニュのコントロールがゴールラインを割っているようにも見え、これが明らかな誤審としてマラガの選手は猛抗議に訴えた。
しかし、試合後得点を決めたデウロフェウ本人はゴールを「まだ見てはいない」と前置きしつつも「僕にとってはゴールだ。だから続けていくだけ」と語った。判定に疑惑は残るものの、自身にとってはこれが今季リーグ初の得点となっている。
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