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高騰しすぎ!?22/23夏の移籍金ランキング11~15位。アーセナルの新たな武器、大型補強のバルセロナからは2人も

text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ラヒーム・スターリング(チェルシー/イングラン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1994年12月8日
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
移籍先:マンチェスター・シティ→チェルシー
移籍金:5620万ユーロ(約67億円)
21/22リーグ戦成績:30試合13得点6アシスト

 2012年3月にリバプールでプロデビューを飾り、13/14シーズンには不動のWGに定着。ルイス・スアレスやダニエル・スタリッジらと共にゴールを量産し、自身の評価を高め続けた。チェルシーやバイエルン・ミュンヘンなど、複数の欧州クラブが獲得に動き出したが、争奪戦を制したのはマンチェスター・シティだった。同クラブは当時20歳だったスターリングに6370万ユーロ(約76億円)という移籍金を費やした。

 新天地でもスピードを活かしたドリブルスキルを武器に自ら局面を打開し、幾度となく得点を演出。シティ加入以降は毎シーズン2桁得点を記録。18/19シーズンには公式戦51試合25得点17アシストを記録し、国内4冠の立役者となった。しかし、20/21シーズンから徐々に失速。持ち味だった得点力の高さが発揮されなくなり、少しずつ出場時間を減らすようになった。
 
 そのスターリングは今年7月に移籍金5620万ユーロ(約67億円)でチェルシーに完全移籍。今夏の欧州移籍市場で13番目に高い移籍金だ。今季リーグ戦ではこれまでのところ、6試合3得点1アシストと文句なしの成績を残しており、チェルシーは高額な移籍金を支払った甲斐があったようだ。

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