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高騰しすぎ!?22/23夏の移籍金ランキング11~15位。アーセナルの新たな武器、大型補強のバルセロナからは2人も

text by 編集部 photo by Getty Images

12位:リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド/アルゼンチン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年1月18日
市場価格:3200万ユーロ(約38億円)
移籍先:アヤックス→マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:5737万ユーロ(約69億円)
21/22リーグ戦成績:24試合1得点3アシスト

 リオネル・メッシを輩出し、ディエゴ・マラドーナも在籍したニューウェールズ・オールドボーイズのユース出身だったが、トップ昇格は果たせず。それでも、続いて所属したデフェンサ・イ・フスティシアではチームの建て直しに貢献するなど、国内での存在感を示した。その活躍が認められ、2019年夏にオランダの名門アヤックスに完全移籍を果たした。

 加入早々、不動のCBとしての地位を確立したマルティネスだったが、続く20/21リーグ戦前半には同世代のペール・スフールスの台頭などを理由に出場時間を減らした。しかし、同シーズン後半戦にはポジションを取り戻すことに成功。チームは2冠を達成し、個人タイトルとしてはファン選出のクラブ年間最優秀選手を受賞している。その後も自身の株を上げ続け、国内屈指のCBへと成長した。
 
 そのマルティネスは2022年7月に移籍金5737万ユーロ(約69億円)でマンチェスター・ユナイテッドに加入。アヤックス時代の恩師であるエリック・テン・ハフ監督の下で再びプレーすることとなった。今季は第6節終了時点で全試合に出場しており、チームは4連勝。新天地イングランドで好調な滑り出しを切っている。

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