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低調チェルシーが監督交代を決断

　チェルシーは7日、トップチームを率いていたトーマス・トゥヘル監督の退任を発表した。英国各メディアでは早くも後任監督について様々な予想や憶測が飛び交っている。

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　2020/21シーズン途中からチェルシーを率い始め、初年度でチャンピオンズリーグ（CL）優勝を成し遂げていたトゥヘル監督。だが今季はプレミアリーグですでに2敗を喫するなど振るわず、6日に行われたCL初戦でディナモ・ザグレブにまさかの敗戦を喫したことが最終的に電撃解任の引き金となった。

　今後についてはコーチングスタッフが練習の指揮を執りつつ、「早急に新監督を任命する」とクラブは見通しを示している。現在フリーとなっている監督を連れてくるのか、あるいは他クラブから引き抜く形となるのか、様々な選択肢が予想される。

　英紙『テレグラフ』などが伝えたところによれば、チェルシーは現在ブライトンを率いるグレアム・ポッター監督の招へいを試みる見通しだという。ブライトンは昨季クラブ史上最高のプレミアリーグ9位という成績を残し、今季も好発進。チェルシーはその指揮官を引き抜くため公式な形で接触する予定だと報じられている。

　だが英国メディアが伝えるブックメーカーのオッズでは、ポッター監督は「3.75倍」で2番手の候補。最有力候補と予想されているのは、昨季までパリ・サンジェルマンを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏（1.28倍）だ。

　他には現レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督、元レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏、リーズ・ユナイテッド前監督のマルセロ・ビエルサ氏、現ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督などがブックメーカーで予想上位。また現ベンフィカのロガー・シュミット監督なども候補として言及されている。

【了】