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アフリカの「ガラスの天才」5人。栄光と苦悩…最高級の才能も怪我に泣いた男たち

シリーズ:ガラスの天才5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ケヴィン=プリンス・ボアテング

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【写真:Getty Images】


MF:ケヴィン=プリンス・ボアテング(元ガーナ代表/ヘルタ・ベルリン)
生年月日:1989年9月1日
ガーナ代表:16試合2得点0アシスト

 数々のビッグクラブを渡り歩いた悪童、ケヴィン=プリンス・ボアテングも度重なる負傷に悩まされた選手の1人だ。2009年にボルシア・ドルトムントへ加入するも、同年3月に膝を負傷。それまでは多くの出場時間を得ていたが、復帰後はパフォーマンが戻らず、出場時間は減少していった。

 翌年加入したACミランでは、2011年1月に股関節を負傷。2ヵ月の戦線離脱となると、2012年1月には筋肉系のトラブルにより、またしても2ヵ月の離脱を余儀なくされた。2013年に加入したシャルケでは靭帯損傷や膝の負傷。様々な負傷により離脱を繰り返したボアテングは、2015年以降はラスパルマス、フランクフルトなど、様々なクラブを渡り歩いた。

 どのクラブも在籍期間は短かったが、その後も骨盤損傷や足首を負傷。2019年には再び膝を負傷するなど、在籍した各クラブで必ず負傷離脱を強いられた。古巣のヘルタ・ベルリンに復帰した昨季も、膝の問題や筋肉系のトラブルにより度々戦線を離脱。今季はここまで怪我無くリーグ戦3試合に出場しているが、このまま残りのシーズンを戦い抜くことが出来るだろうか。

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