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カタールW杯戦力値ランキング【スペイン代表】負傷者続出!? 若き逸材たちが日本を襲う

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、スペイン代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点


スペイン代表


【写真:Getty Images】

戦力値ランキング:9位
監督:ルイス・エンリケ
予選成績:6勝1分1敗
FIFAランキング:6位
戦力値:83(攻撃20/守備21/選手層22/勝負強さ20)


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 かつて栄華を極めた時代から世代交代を行ったスペイン代表だが、今大会で優勝候補と考えるのは少し難しいのかもしれない。激しいプレッシングを軸にしたスタイルは浸透しているが、互角以上の相手と対戦した際は綻びが垣間見えるときがある。

 ルイス・エンリケ監督は若手を次々と抜擢し、ガビやペドリは居場所を築いた。主将のセルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバらベテランが脇を埋める陣容は強豪国の中でも上位に入るだろう。攻撃陣にもフェラン・トーレスやパブロ・サラビアら特徴のある選手たちが並ぶ。

 問題があるのは最終ラインとフィニッシュの部分だ。パウ・トーレスの相棒として適任者がおらず、ハイラインを敷く最終ラインは失点のリスクと隣り合わせ。さらに得点力という部分でも不安が残る。ミケル・オヤルサバル、アンス・ファティに加え、9月はダニ・オルモも怪我でメンバーから外れている。彼らが本番に間に合うかどうかは懸念事項で、指揮官は若手の抜擢も検討しなければいけないかもしれない。

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