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カタールW杯戦力値ランキング【ブラジル代表】優勝できるか? スター軍団の評価は…

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、ブラジル代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点


ブラジル代表


【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:1位
監督:チッチ
予選成績:14勝3分0敗
FIFAランキング:1位
戦力値:92(攻撃24/守備25/選手層23/勝負強さ20)


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 ブラジル代表は準々決勝で散った前回大会から大きくメンバーが変わった。ネイマール、マルキーニョス、チアゴ・シウバ、カゼミーロらチームの骨格は残っているが、続々と台頭する若き逸材たちがポジションを争っている。戦力だけで見れば今大会トップに相応しく、5大会ぶりの優勝も十分に狙える。

 攻撃の中心はやはりネイマールで、南米予選では10試合でチームトップの8得点を記録した。ワールドクラスの選手になりつつあるヴィニシウス・ジュニオールもいる。豪華なメンバーをどう起用するかはチッチ監督の手腕次第だが、少なくとも戦力的には世界トップと言っていいだろう。

 中盤はファビーニョ、最終ラインもエデル・ミリトンがベンチに座る可能性があるくらい充実している。豪華な攻撃陣に隠れがちだが、南米予選17試合を5失点に抑えたディフェンスの堅さがこのチームの特徴だ。

 カゼミーロの相棒を誰にするか、左サイドバックに誰を起用するかといった部分は懸念材料だが、全体的に見れば優勝を狙える戦力だ。ただ、ブラジル代表は4大会連続で準々決勝までに敗れてきた歴史がある。強豪国同士の対戦となる準々決勝までに最適な戦い方を見つけることができれば、5大会ぶりの悲願は現実的なものとなるだろう。

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